一人親方 労災保険とは？
労災保険とはどういったものを意味するのか、ご存じでしょうか。
労災保険とは、本来、労働者の業務または通勤による災害に対して保険給付を行う制度です。
労働者以外でも、その業務の実情、災害の発生状況などからみて、特に炉王道者に準じて保護
することが適切であると認められる一定の人には特別に任意加入を認めています。
これが特別加入制度と呼ばれるものです。
一人親方はこの特別加入者に該当します。その加入者の範囲は、加入手続き。加入時健康診断
業務災害、通勤災害の認定基準などがあります。
労働者を使用しないで次の①～7の事業を行うことを常態とする一人親方が特別加入できます
① 自動車を使用して行う旅客または貨物の運送事業（個人タクシー等）
② 土木、建築その他の工作物の建設、改造、保存、原状回復、修理、変更、破壊や解体などの準備等を行う業種（大工、左官、とび職等）
③ 漁船による水産動植物の採取及び捕獲事業（漁師）
④ 林業の事業
⑤ 医薬品の配置販売の事業
⑥ 再利用を目的となる廃棄物などの収集、運搬、選別、解体などの事業
⑦ 船員法第一条に規定する船員が行う事業。
さて ①～⑦に該当する人が加入できるのはわかりましたが、
それではどのような加入手続きを取ればよいのでしょうか。
提出するもの 特別加入申請書
提出先 所轄の労働基準局監督署長
これだけでのことで加入することができます。審査等はありますが、
働く上では最低限度のリスク回避に 労働保険は必要であると考えます。